写真：道の駅たかねざわ元気あっぷむらのグランピング夜景

今やアウトドアの代名詞となった「キャンプ」。山で行うキャンプなどは、経験としっかりした準備が必要ですが、整備されたキャンプ場ならもう少し気楽です。
それが、道の駅に併設されたキャンプ場ならさらに便利。まず、道の駅なので、当然のことながら自家用車で行きやすい場所にあること。案内板も大きく出ている上、カーナビでの検索も簡単です。
次に、売店や直売所がある道の駅が多いので、わざわざキャンプ場から離れたスーパーなどに買い出しに行かなくても済むこと。道の駅で買った地元の新鮮野菜や名産品を料理に使えば、さらに旅行気分も盛り上がります。もし料理が面倒ならば、道の駅のレストランで食事をするという手も。
そして、キャンプ場だけではなく、整備されたトイレなどの施設があること。場合によっては温泉や様々な体験施設も併設されていることがあるので、キャンプ中も快適に楽しく過ごせることも魅力です。

自然豊かな道の駅で手軽にアウトドアを満喫

今回は、手軽にグランピング体験やキャンプ場付きの道の駅10箇所体をご紹介します。贅沢な空間を味わえる施設や、子供連れにも人気の1日中遊べる施設など、道の駅によって異なる魅力がいっぱい！

• 目次
• 栃木県　道の駅たかねざわ元気あっぷむら
• 滋賀県　道の駅 しんあさひ風車村 STAGEX高島
• 京都府　道の駅 スプリングスひよし
• 熊本県　道の駅 人吉クラフトパーク石野公園
• 愛知県　道の駅　つぐ高原グリーンパーク
• 岐阜県　道の駅奥飛騨温泉郷上宝
• 岐阜県　道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の⾥
• 香川県　道の駅小豆島ふるさと村
• 青森県　道の駅こどまり
• 佐賀県　道の駅大和・そよかぜ館
• 豆知識　「キャンプとグランピングの違い」「ダッチオーブンは魔法の調理器具」

【栃木県】道の駅たかねざわ元気あっぷむら

手ぶらで贅沢なアウトドア体験を

「たかねざわ元気あっぷむら」では大自然に囲まれた空間で、本格バーベキューやソファ付きの豪華トレーラーハウスでのグランピング体験できる道の駅です。

池に沿って設置したトレーラーハウスが並ぶ「Takanezawa Trailers BASE」は、大人の秘密基地のような空間で、ご家族はもちろん、ご友人ともお楽しみいただける空間となっており、手ぶらで贅沢なアウトドア体験をできます。

温泉まで完備しており、水の音を聞いてリラックスしながら、心も、体も、おなかも普段よりワンランク上のひとときを過ごせます。

■Information
道の駅たかねざわ元気あっぷむら
住所｜栃木県塩谷郡高根沢町上柏崎588-1
電話｜028-676-1126
営業時間｜10:00〜21：00（本館）※店舗により異なる
定休日｜公式ホームページ内の休館カレンダーに準ずる
公式ホームページ：https://www.genkiupmura.com/

【滋賀県】道の駅 しんあさひ風車村 STAGEX高島

映画のように豪華なグランピング施設

しんあさひ風車村 STAGEX高島は、宿泊、日帰りBBQのほか、カフェレストラン、サイクルステーションなど誰でも利用できる総合グランピングリゾートです。内装・家具にもこだわり抜き、贅を極めたキャビンは、まさにグラマラスなリゾートと呼ぶにふさわしい空間になっています。

広々としたドームテント・専用ウッドデッキで大切な仲間と非日常空間を占有可能。ペット同伴エリアでは愛犬とともにかけがえのない時間を過ごすこともできます。

■Information
道の駅 しんあさひ風車村 STAGEX高島
住所｜滋賀県高島市新旭町藁園336
電話｜0740-25-8212
営業時間｜平日10:00～18:00※店舗により異なる
定休日｜施設により異なるため、公式ホームページをご確認ください
公式ホームページ：https://www.takashima.stagex.jp/

【京都府】道の駅 スプリングスひよし

温泉もキャンプも家族で1日楽しめる

スプリングスひよしは、キャンプ場をはじめ天然温泉、温水プール、レストラン、BBQガーデンなどがあり、1日いても飽きない複合施設です。温泉総選挙2019・2020でも2年連続スポーツレジャー部門の1位を獲得しています。

GWや夏休み、シルバーウィークなどの連休には家族限定で利用可能な 「ファミリーデー」を設けている。手ぶらでキャンプができるプランもあるので初心者にもおすすめ。

■Information
道の駅 スプリングスひよし
住所｜京都府南丹市日吉町 中宮ノ向８番地
電話｜0771-72-1526
営業時間｜10:00～18:00※施設により異なる。
定休日｜毎週水曜日（水曜日が祝日の場合、振替休館日あり）、12/30～31
公式ホームページ：http://www.springs-hiyoshi.co.jp/bbq.html

【熊本県】道の駅 人吉クラフトパーク石野公園

人吉・球磨で楽しむ　フリーサイトキャンプ

熊本県人吉球磨の伝統工芸や郷土玩具などの展示をはじめ、様々な工芸の手作り体験ができる人吉クラフトパーク。また、鳩胸川に囲まれた美しい自然の中で、区画など気にせず自由にキャンプも楽しめる。テント宿泊やバーベキュー等を楽しむことができ、近隣にはスーパーやコンビニ、ホームセンターもあるので利便性も高い。

■Information
道の駅 人吉クラフトパーク石野公園
住所｜熊本県人吉市赤池原町
電話｜0966-22-6700
営業時間｜9：00～17：00
定休日｜12/29～1/1
公式ホームページ：https://h-craftpark.com

【愛知県】道の駅 つぐ高原グリーンパーク

この星空はきっと、特別な思い出になる

道の駅に併設するつぐ高原グリーンパークはアウトドアの楽園として人気のスポット。標高900メートルにある日本でもトップクラスのトータルアウトドア施設で、キャンプや体験で一日中楽しめます。初夏の夜はホタルが乱舞します、キャンプや宿泊ならばバッチリ見られます。

木立の中にあるウッディーエリアと、川沿いのリバーサイドエリアを選べるオートキャンプサイトの他、バンガローやデイキャンプ場も備えており、4〜11月の土曜日を中心に無料の星空観察会も開催しています。

■Information
道の駅つぐ高原グリーンパーク
住所｜愛知県北設楽郡設楽町津具字東山2-156
電話｜0536-83-2344
営業時間｜9：00～17：00
定休日｜「キャンプ場」水・木曜日、7月・8月は無休、臨時休有
公式ホームページ：http://www.green-park.net

【岐阜県】道の駅奥飛騨温泉郷上宝

北アルプスの大自然で味わう解放感と贅沢な時間

道の駅に併設する奥飛騨温泉郷オートキャンプ場、目の前に広がる雄大な焼岳を望むことができす。地元ならではの岩魚料理や、飛騨牛を使った料理も種類豊富。キャンプ場利用者専用の天然露天風呂も設備されており、無料で楽しめることができます。奥飛騨の自然に囲まれて、温泉と絶品料理を楽しみながらゆっくり、リラックスタイムを過ごせます。

※営業期間　毎年4月上旬～11月下旬まで

■Information
道の駅奥飛騨温泉郷上宝
住所｜岐阜県高山市奥飛騨温泉郷田頃家11-1
電話｜0578-89-3410
営業時間｜施設により異なるため、公式ホームページをご確認ください
定休日｜シーズンによって異なるため、公式ホームページをご確認ください
公式ホームページ：https://okuhida-camp.com/

【岐阜県】道の駅 上矢作ラ・フォーレ福寿の里 

ゆったりとした時の流れの中で、生きる楽しさを感じよう

本場モンゴルの移動式住居「ゲル」で宿泊できる道の駅です。ゲルは住居なので、中にはベッドなど家具のほか冷蔵庫、エアコンまであり、とても快適。ゆったりとした時の流れの中で、遊牧民気分を味わえます。また、宿泊される方には鉄板と網を無料で貸し出しサービスもあります。BBQ場は屋根付きでお天気も気にせずご利用できます。

※営業期間　毎年4月25日～10月14日

■Information
道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の⾥
住所｜岐阜県恵那市上矢作町3566-1
電話｜ 0573-48-3366
営業時間｜9：00～17：00
定休日｜冬季：火曜日（12～3月）、夏季：毎日営業
公式ホームページ：https://fukujyunosato.com/michinoeki.html

【香川県】道の駅 小豆島ふるさと村

自然に帰って、自然と遊べる場所

道の駅に本格的アウトドア総合施設が併設されており、オートキャンプサイトからテント泊、キャビンなどの簡易宿泊までそろったキャンプ場まです。貸出品も揃っているのでキャンプ初心者でも安心。日中は、カヤック、海釣り、手打ちうどんなどの充実した体験プログラムも楽しめます。小豆島の美しい自然を思い切り堪能し、美しい落日を眺めながら、瀬戸内ならではの時間をお過ごしましょう。

■Information
道の駅小豆島ふるさと村
住所｜香川県小豆郡小豆島町室生2084-1
電話｜0879-75-2266
営業時間｜施設よって異なる、公式ホームページをご確認ください。
定休日｜水曜日
公式ホームページ：https://www.shodoshima.jp/

【青森県】道の駅 こどまり

日本海に沈む美しい夕日をひとり占め

【画像出典：サイト海と日本PROJECT in 青森県より引用】

道の駅に併設する「折腰内オートキャンプ場」は目の前が海水浴場となっていますので、海水浴も併せて楽しめるというオートキャンプ場です。天気が良ければどのサイトからも日本海に沈む美しい夕日も見ることができます。温水シャワーやランドリーもあり、レンタル品も揃っています。

※営業期間　毎年7・8月

■Information
道の駅こどまり
住所｜青森県北津軽郡中泊町大字小泊字折腰内４５
電話｜ 0173-27-9300
営業時間｜9：00-17：00
定休日｜無休、11月上旬～4月中旬は冬季閉鎖
公式ホームページ：https://aomori-tourism.com/spot/detail_429.html

【佐賀県】道の駅大和・そよかぜ館

来て、見て、触れて 「ここにしかない」を満喫！

【画像出典：Instagram　@hazzie79様より引用】

道の駅大和に隣接するオートキャンプ「そやかぜ館」。バーベキューコンロの無料貸出しをしており、釣竿やエサを持参すれば近くの川でヤマメやハヤなどの釣りも楽しめます。釣れた魚をその焼いて頂けます。

※釣りは期間限定
やまめ　禁漁期間：10月～2月
あゆ　　禁漁期間：1月～5月　
こい　　禁漁期間：6月　　

■Information
道の駅大和・そよかぜ館
住所｜佐賀県佐賀市大和町大字梅野805
電話｜0952-64-2296
営業時間｜9:00〜18:00
定休日｜HP年間カレンダーに準ずる
公式ホームページ：https://www.soyokazekan.com/camping

※道の駅によって掲載情報は変更の可能性があります。詳細は公式サイトでご確認することをおすすめします

豆知識

キャンプとグランピングの違い

キャンプ（Camp)とは、自然環境のもとで、必要最小限の装備で宿泊や活動をすること。19世紀のアメリカで、兵士にあこがれる少年たちに野営生活を体験させたことがはじまりとされています。ヨーロッパに渡ってボーイスカウトに発展し、日本でも、20世紀初頭から、ボーイスカウトやでキャンプが行われるようになりました。
キャンプのメリットといえば、なんといっても低予算でできること。自分のクルマやキャンプ用品を使えば、ガソリン代や食材費、キャンプ場の使用料だけでOK。グッズにこだわるもよし、子供と一緒にテントを設営したり火をおこすもよし

グランピングとは、「優雅な」「魅力的な」といった意味の”glamorous”と”camping”を合わせた造語。必要なものは施設側ですべて用意してくれるので、キャンプのような装備は不要。着替えや身の回りのものといった1泊旅行に出かける程度の荷物だけで出かけられます。チェックインからチェックアウトまで施設のスタッフがサポートしてくれるので、アウトドアの知識がいらず、不慣れな人でも安心。大自然の中で、ホテルのように贅沢な空間とサービスを楽しむことができます。

ダッチオーブンは魔法の調理道具

アウトドア料理に欠かせない調理道具のひとつ、ダッチオーブン。蓋がずっしりと重く、鍋が密閉状態になるため、「加熱時間が短くてすむ」「食材の旨味を引き出す」など、圧力鍋と同様のうれしい効果があります。

１台あれば、「焼く、炒める、蒸す、煮る、揚げる」など、様々な使い方が可能。煮込みやローストチキンはもちろん、ごはんを炊いたりパンを焼いたりと、どんな料理もおまかせです。さらに蓄熱性も高く、キャンパーのなかには「調理道具はダッチオーブンしか持って行かない」という人もいるほど、アウトドアにはうってつけのアイテムなのです。

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