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特集

特集 ワインと道の駅

秋の実りをワインで味わう

たわわに実る果実に秋の訪れを感じる人も多いのでは?
道の駅の直売所にもさまざまな果物を目当てに多くの人が足を運びます。
生の果実は旬に味わうのがいちばんですが、シーズン外でも果物を楽しむとっておきの方法があります。ご当地はもちろん、道の駅ならではの味も多い、ワインや果実酒の魅力をお届けします。

世界中で親しまれる酒「ワイン」

世界最古の酒ともいわれるワイン。しかしその起源は明確ではありません。ぶどうの原種は300万年前頃からあったとされ、発酵を促す酵母は数億年前から存在していました。潰れたぶどうの実を酵母が発酵させ、自然にできたワインを人類が発見したのが始まりといわれています。紀元前8000年頃には、現在のジョージア(グルジア)付近ですでに飲まれていたとか。

「ワイン」というとぶどうを使ったものを一般的にイメージしますが、原料は実はぶどうだけではありません。ワインとは、果実を使った醸造酒のこと。例えばりんごを使った「シードル」もワインのひとつ。そのほかキウイフルーツやブルーベリーなど、さまざまな果物を原料としてワインがつくられています。

ぶどうをはじめとする多くの果物が実りの時期を迎える秋、畑や果樹園では収穫作業が始まります。果実そのものの味わいがワインの出来に非常に大きく影響するため、生産者も製造者も、細心の注意を払います。多くの日数をかけ、またたくさんの人の手を経て、1本のワインがつくられています。

世界中で親しまれているワインですが、最近はボジョレー・ヌーヴォーの解禁イベントや、「自然派ワイン」「日本ワイン」のブームなど、日本でもワインを楽しむ機会が増えてきています。道の駅でも地元の産品としてワインを取り扱うところは多く、中には駅オリジナルの一本や、各地の特産品を使った珍しいワインを販売しているところもあり、道の駅の個性を生み出す要素のひとつになっています。

道の駅で出会うワインから、秋の実りやその土地ならではの味わいを感じてみてはいかがでしょうか。

道の駅 小坂田公園 (長野県)

塩尻・松本地域のワインがここに行けばほとんど揃います。県外にはあまり流通しない商品も多いそう。手頃な価格のものを扱うだけでなく、ワイナリーのスタッフによる試飲販売会を毎月実施するなど、気軽にワインに親しめる機会を設けています。

住所 長野県塩尻市塩尻町1090
☎︎0263-51-5611

オリジナル林檎ワイン 720ml ¥1,500

各地の実りが詰まったワインたち

日本全国、各地の気候や風土に合わせて栽培される果物はさまざまで、道の駅の中には、それらの果物を使ったオリジナルのフルーツワインをつくっているところもあります。同じ果物でも品種や製造方法が異なり、その味わいは実に多彩。その土地でしか味わえない個性豊かな味を試してみては?

道の駅 みなみ波賀  「宍粟(しそう)ブルーベリーワイン」(兵庫県)

神戸産シャルドネワインに宍粟産のブルーベリー果汁をブレンドしました。すっきりとした甘みと爽やかな酸味が特徴。720ml ¥1,944

住所 兵庫県宍粟市波賀町安賀8-1
☎︎0790-75-3999

道の駅 富楽里とみやま 「伏姫(ふせひめ)びわワイン」(千葉県)

地元の特産品「房州びわ」のみを使用したワインは、やや甘めの味わい。道の駅でしか買えないオリジナル品です。 360ml ¥864

住所 千葉県南房総市二部2211
☎︎0470-57-2601

道の駅 よしかわ杜氏の郷 「さるなしワイン」(新潟県)

地元産のさるなしを使用。キウイとマンゴーの中間のような香りと味わい。上品でふくよかな風味が自慢です。 720ml ¥1,330

住所 新潟県上越市吉川区杜氏の郷1
☎︎025-548-2331

道の駅 なるさわ 「きゃべつわいん」(山梨県)

鳴沢村の特産であるキャベツを使用。キャベツだけでは糖分が足りないため、甲州ぶどうの果汁を加えて発酵させます。 720ml ¥1,440

住所 山梨県南都留郡鳴沢村8532-63
☎︎0555-85-3366

道の駅 筆柿の里・幸田 「筆柿ワイン」(愛知県)

「筆柿」は幸田産の特産品。かすかな酸味を感じる、甘口のまろやかな味わいに仕上げました。白ワインに似たさっぱりとした風味。 720ml ¥1,380

住所 愛知県額田郡幸田町大字須美字東山17番地5
☎︎0564-63-5171

道の駅 たちばな 「立花ワイン (梅・キウイ・あまおうなど)」(福岡県)

八女地方のこだわりの農産物や完熟フルーツを使用したワイン。このほかにゆずやみかん、いちじく、お茶を原料としたものなどもあります。 各500ml ¥1,340〜

住所 福岡県八女市立花町下辺春315-1
☎︎0943-37-1711

ワインといえば、ぶどうでしょ!

ワインはやっぱりぶどうじゃないとという人もきっと少なくないでしょう。一口にぶどうといっても、その種類は実に多彩で味わいの幅も豊か。その奥深さに多くの人が魅了されています。  全国の道の駅の中には、ぶどう畑やワイナリーを持ち、ぶどうの栽培からワインの製造までを一貫して行う本格的なワインづくりに取り組んでいるところもあります。

 

道の駅 紫波 (岩手県)

紫波町は県内一のぶどうの産地。道の駅のワイナリーの隣には広大なぶどう畑が広がります。見学はもちろん試飲も楽しめるほか、ワイナリー限定のワインも。自社や町内の契約農家のぶどうを使って製造する「自園自醸」スタイルが自慢。

住所 長野県塩尻市塩尻町1090
☎︎0263-51-5611

自園自醸ワイン 紫波 プレミアムメルロー 2016 750ml ¥1,944

道の駅でワインをもっと楽しもう!

ワインは難しそう・・・と思う人もいるかもしれませんが、全国には気軽にワインに親しめる道の駅がたくさんあります。工場の一部を見られたり、他ではなかなか手に入らない希少なワインを購入できたりと、その道の駅ならではの楽しみ方がいろいろ。道の駅のオリジナルラベルもあるので、気になるものがあったら、ぜひ手に取ってみてください。

道の駅 月山 (山形県)

道の駅の入り口と売店を結ぶ通路から、ガラス越しに工場の充填(瓶詰め)ラインを見学できます。売店ではワイン・果汁の試飲が可能です。甘口の山ぶどう酒は、創業当初から試行錯誤を繰り返してきた1本。

住所 山形県鶴岡市越中山字名平3-1
道の駅 月山 ☎︎0235-53-3411 月山ワイン山ぶどう研究所 ☎︎0235-53-2789

月山ワイン 山ぶどう酒 720ml ¥2,715

道の駅 甘楽(かんら)(群馬県)

姉妹都市関係にあるイタリアのチェルタルド市から直輸入したワインが並びます。ワインのほかオリーブオイルなども販売。日本ではここでしか手に入らない限定品ばかり。キャンティは芳醇で味わい深い香りが特徴。

住所 群馬県甘楽郡甘楽町小幡444-1
☎︎0274-74-5445

CHIANTI(キャンティ)姉妹都市提携 30周年記念ボトル 750ml ¥1,900

道の駅 世羅(広島県)

町が誇るワイン「せらワイン」を手軽に楽しめるように、グラス一杯分のサイズでパッケージ。味は2種類で、赤にはマスカットベリーAを使い、口当たりの良い酸味が広がる味わいに。白には糖度の高いハニービーナスを使用。

住所 広島県世羅郡世羅町川尻2402-1
☎︎0847-22-4400

一杯の世羅 各120ml ¥500

 

道の駅でのワインの楽しみ方

道の駅には、その土地土地のワインを楽しむだけでなく、それに合わせる食べ物を見つける楽しみもあります。

道の駅にはその地域の特産品やご当地ならではの味が並びます。チーズなどの乳製品やハムなどの加工肉、軽いスナック等、ワインと一緒に味わいたいものや、他では手に入らない一品が見つかるかもしれません。ワインとおつまみ、ご当地ならではの組み合わせで揃えられるのも道の駅の魅力のひとつです。

また、新鮮な野菜や魚を販売している道の駅も多いので、ワインに合う料理を自分で作ってみるのはいかがでしょうか。スタッフや生産者によるレシピを紹介しているところもあるので、どんな料理がワインと合うのか、スタッフに聞いてみるのもいいかもしれません。地元の人だけが知るような、新しい食べ方を教えてもらえるかも。

ワインのおいしさは、合わせる食べ物によっても大きく変わります。また、道の駅のスタッフとのコミュニケーションで、味わいだけでなく楽しさの幅がさらに何十倍にも広がります。ワインがつくられた土地や人などに思いをめぐらせながら味わえば、きっとより一層おいしく感じられることでしょう。

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